広告表示オプションとは?

広告の情報量や視認性を増やす目的として使用されるものになります。
「広告文には書ききれないけど魅力をもっと伝えたい!」などの場合、
URL付きのテキストや補足キーワード等を付け加えることによって
広告の魅力を最大限高めることができます。
また、上記でも触れましたが広告表示オプションがあることによって、
①視認性が高まることによってクリック率が高くなる可能性があがる
②広告のオークションに参加する際の1つの指標として効果を出せる
の2点がメリットとしてあげられるため、
積極的に活用していきたいオプションの1つですね!
広告表示オプションの種類
広告表示オプションはGoogleとYahooどちらも使用することが可能ですが、
GoogleとYahooで内容が同じものはありますが、
オプションの数、種類、名前全てが違います。
Googleは11個でYahooは4個となっております(2019年5月現在)
GoogleはYahooに比べて連携できるものも多いからなのか、
数が多いのでもしGoogle広告を使っている方は要チェックです!
それでは図解で説明していきたいと思います。
※この画像作るの大変でした・・・
画像の一部が誤字なのはご愛嬌・・・

サイトリンク表示オプション(Yahoo:クイックリンク)

特定のページに直接誘導するURLのことです。
「営業時間」や「今すぐ注文」、「Q&A」等広告文には文字数制限があるため、
広告文の他に魅力付けかできるページがあれば表示することができます。
例えば下記のような例があります。
・お問い合わせ
・料金プラン
・商品一覧
コールアウト表示オプション(Yahoo:テキスト補足)

送料無料や 24 時間カスタマーサービス等
他社との差別化として、サービスをアピールできます。
ユーザーはコールアウト表示オプションを見ることで、
お客様のビジネスや商品、サービスに関する詳しい情報を確認できます。
イメージとしては、サイトリンク表示オプションやコールアウト表示オプションの
補足情報として記載すると、ユーザーにとってはわかりやすいかと思います。
コールアウト表示オプション:3,000円以下
電話表示オプション(Yahoo:電話番号オプション)

広告が表示されるところに電話番号を追加し、
クリック率を大幅に引き上げることができます。
電話番号表示オプションを使用している広告では、
ユーザーが電話番号表示オプションをクリックして、
店舗に直接電話をかけることができます。
電話番号表示オプションの場合、「緊急性を要する商材」等が、
特に効果をあげやすいものになります。
例えば「家の水がでなくなった」とか「予約する必要がある商材」等、
その場でユーザーに行動を促進するものとして効果的です。
ただ、計測する際は要注意です。
計測を有効にすると「通話レポート」として計測ができるものの、
コンバージョンとして計測するため、通常広告と混合してしまうのが要注意です
構造化スニペット表示オプション(Yahoo:カテゴリ補足)

商品やサービスに関する、より詳細にアピールすることができます。
ヘッダー(カテゴリ)を設定し、詳細を記載することによって、
より詳細にユーザーに行動を促進した上で、
クリックを促進することができます。
リスト:ハワイ、コスタリカ、南アフリカ
ヘッダーの詳細は下記が例として挙げられます。
住所表示オプション(Googleのみ)

住所の詳細を表示することによって、
ユーザーに来店していただくことができます。
こちらは、Googleのみの機能になるのは、
Googleマイビジネスとリンクすることによって
設定することが可能になるからです。
アフィリエイト住所表示オプション(Googleのみ)

検索やディスプレイ等を利用しているユーザーに
自社商品を販売している最寄り店舗を知らせることが可能です
位置情報がオンの場合はより詳細に、
オフの場合は検索履歴や興味・関心などから判断され表示されます。
メッセージ表示オプション(Googleのみ)

直接テキスト メッセージを送信できます。
予約や申し込み、資料請求などの内容を
タップひとつでモバイル端末から送信してもらうことが可能です。
アプリリンク表示オプション

広告文の下に表示され、
アプリへの誘導、インストールを促すことができます。
プロモーション表示オプション

対一般消費者向けのオプションとして使用されます。
「○○セール」や「○○限定」など期間がある場合に使用することによって、
ユーザーへ特別感を感じていただき、行動を促進するメリットがございます。
またサイトリンク表示オプションと同じくリンク先を設定することができるため、
広告文のリンクとは別にリンクさせ、
コンバージョンにつなげやすいメリットもございます。
通常の広告の場合は汎用的なリンクになりがちのため、
プロモーション表示オプションならではの絞り込んだリンクが
成果向上のポイントにもなってきます。
価格表示オプション

カルーセル形式で表示することによって、
画面の占有率を高め、商材の差別化をはかり、
クリック率を向上させる目的がございます。
広告表示オプションを設定する際の注意点
入稿後の審査が通っているかどうか
特に、運用し始めもしくは広告表示オプションを追加した際、
確認すべきなのが追加した広告表示オプションの審査が、
通っているか通っていないかです。
他の広告文などの審査はメールで来ることもあるのですが、
広告表示オプションに関しては通知が来ません。
そのため、定期的にチェックしたり、
下記の通り表示されているか動画等目視で確認する必要があります。
広告表示オプションの設定方法について
入稿面で注意すべき点としては、Googleはアカウント単位から設定することができますが、
Yahooに関してはキャンペーン単位でないと設定できません。
そのため、Yahooの場合は新しいキャンペーン等を追加した際は
紐付けを忘れないように気をつける必要があります。
その他、ディスプレイに関して、
上記がGoogleのみ使うことができます。
広告表示オプションの上限数
長い期間同じアカウントで運用しているものや頻繁に広告表示オプションを表示していないと
起こることがないですが、上限数があるのです。
広告表示オプションの上限数
アカウントごとに 250,000 個まで
キャンペーン単位の広告表示オプションは、
アカウントごとに 50,000 個まで
広告グループ単位の広告表示オプションは、
キャンペーンごとに 10,000 個まで
リストのデータ行数と合算して最大100万件まで作成可能。
その内訳として、 アカウント内合計
キャンペーンの関連付け:50,000件
広告グループの関連付け:250,000件
キャンペーン内合計
広告グループ:最大10,000件
広告表示オプションの費用について
広告表示オプションは広告に追加しただけでは費用はかかりません。ただ、通常の広告のように広告がクリックされた場合には、
通常の費用が発生します
ただ、販売者評価表示オプションのクリックには費用が発生しません。
※販売者評価表示オプションは自動生成のため今回記載しておりません。
そのため、電話番号表示オプションからのクリック、
アプリリンク表示オプションからのクリックが発生した場合、
そのクリックに対して費用が発生します。
ただ、Google広告では広告表示で費用が発生するクリックは、
広告と広告表示オプションを合わせて2回までで、
それを超えても追加で料金が発生することはありません。
ただ、Yahooに関してはGoogleと違います。
広告表示オプションAとBを掲載された場合、
広告が1回クリック(タップ)されると、1回分課金されます。
また、広告が1回、広告表示オプションAが1回クリックされると、
2回分課金されます。ここまではGoogleと同じです。
ただ、広告が1回、広告表示オプションAが1回、
広告表示オプションが2回クリックされると3回分課金されます。
広告の視認性が上がるメリットを考えるとあまり気にならないかもしれません。